PMSと更年期障害は症状が似ているが違いは何か?

PMSと更年期障害は似ている症状が多くあります。

近年では更年期障害になる若年化が見られる傾向があるため、PMSとの区別が難しいというケースが増えてきています。基本的にはどちらもホルモンバランスが変化することによって引き起こされます。

PMSは生理前の数日間

PMSは生理周期に合わせて引き起こされる症状で、女性ホルモンが原因だとされていますが、完全には解明されていないのが現状です。

排卵日を少し過ぎたあたりから月経が始まった数日後まで症状が続きます。

具体的な症状としては、イライラしたり怒りっぽくなる、情緒不安定になったり、腰や下腹部の痛み、乳房が張ったり、体重増加をする他、疲れやすさやだるさ、肌荒れ、眠気や不眠などが起こりやすいとされています。

改善するためには生活習慣の改善やストレスの軽減などライフスタイルから見直していく必要があります。カフェインやアルコールは飲みすぎないようにする、ホルモンバランスの整えられるハーブティーなどを取り入れてみる、排卵日あたりから塩分を控えるようにしたり、質の良い睡眠をとるように心がけていくことなどが効果的です。

更年期障害は症状が異なる場合もある

対して更年期障害が引き起こされるのは生理前とは限らず、症状も日によって異なることも多くあります。原因は女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少し始めることによって引き起こされると考えられています。40代半ばほどから始まり閉経前後まで続くのが一般的です。

具体的には、イライラやうつ状態、不安感、頭痛や腰痛、腹痛、肩こりや疲れやすさ、動悸や息切れ、のぼせやほてりなどのほか、不眠などが引き起こされます。

改善するためには薬の他に、軽度の場合には生活習慣の見直しで改善するケースもあります。1日の生活リズムを整えて、ホルモンバランスを整えるビタミンEを意識しながら栄養バランス良く規則正しい食事を摂る、適度な運動をして血行を促進させ、ストレスを発散させて解消する、お酒やタバコなどは控えて、暖かい服装を心がけます。

PMSか更年期障害かしっかり見極める

比べてみるとよく似た不調が引き起こされるため、自分ではどちらなのかわかりにくいことが多くあります。しかし全く違うものですので、混同せずにしっかり治していくことで不調を改善していくことに繋がります。

また、足りない栄養素などはサプリメントで補うこともおすすめです。女性ホルモンが減ると骨の量が減り、骨がもろくなって骨粗鬆症になりやすくなるため、意識してカルシウムを摂ることも大切です。